雪国民がよく言う「車掘り出してから帰るわ」 実際の様子が想像以上に過酷だった
「さすがに珍しいケース」
Jタウンネットは21日、白瀧酒造に詳しい話を聞いた。まず、写真は16日の18時半ごろに撮影したもので、場所は会社前にある社宅の前の駐車場だという。
取材に応じた第一営業部広報課の松村舞子さんを通じて、車を発掘していた社員本人に話を聞くと、
「雪が降り続いていましたが、車の雪降ろしを前日(15日)にしなかったため、2日目はいい加減しないとまずいと思っていました。
帰ってみると(車の周りは)想像以上のすごい雪でしたが今日、何としても掘り出さないといけないと思い数時間かけて掘り出しました」
とのことだ。たった一日放置しただけでこんな状態になってしまうとは、当時の降雪量の凄まじさが窺える。
松村さんによれば、今回のように車が雪に埋まってしまうことは雪国ではままあることだが、
「これほどまでに埋まってしまうのはさすがに珍しいケースだったので、びっくりしました」
ということだった。
なお、話題になった写真を撮影した別の社員によれば、車は当日の17時ごろから19時半ごろまでかかった除雪作業の末に掘り起こされた。その後、発掘作業を行っていた社員は、無事に車を運転して帰路に就いたとのことだ。
ツイッターでの反応に対し、松村さんは、
「たくさんの方に反応してもらって、雪国にある日本酒の酒蔵として興味を持っていただけて嬉しく思います。また、その他にも心配の声や労いの声も多くいただき、とてもありがたく思っています」
とコメントしている。