コーンの代わりに瓶プリン、だと...? スイーツ好きの夢を叶えたようなバニラソフトが発見される
スイーツ好きの間で、今ちょっとした話題になっているのが、写真上の一品だ。「ハーフプリンソフト」という。
栃木県日光市にあるプリン専門店「日光ぷりん亭」が考案したもので、プリンの上にソフトクリームをのせた、大胆と言えば大胆、シンプルと言えばシンプルなスイーツだ。ツイッターには、スイーツ好きからこんな声が寄せられている。
「まず、ソフトクリームを完食しないとプリンが食べられないんですね。なんかこう...... 戦いを挑まれてるような......その挑戦、受けてたーつみたいなw」
「シンプルでリッチな見栄え 味わってみたい」
「絶対美味しいやつや」
「なにこれサイコーの組み合わせ」
なぜ、プリンとソフトクリームを合体させようと思ったのか。Jタウンネット記者は、2020年10月22日午後、日光ぷりん亭に電話取材した。
ソフトクリームでSLの煙を表現していた?
Jタウンネットの取材に応じたのは、「日光ぷりん亭」の運営会社・ダイエー(栃木県日光市)の川口俊成代表だった。ダイエーは観光土産品の卸売りを行っているという。
川口代表が「日光ぷりん亭」を開業したのは、約3年前。地元の食材、牛乳、卵、果物などにこだわり、それまでの日光にはなかったものを出したいという構想で、プリン専門店を日光東照宮近くにオープンした。
店の中に入ったお客さんのほぼ半数は、ソフトクリームがのった「ハーフプリンソフト」を食べていくそうだ。「お持ち帰りいただけないのが残念です」と川口代表。
そんな人気スイーツは、いったいなぜ誕生したのだろう?
「実は、この日光にも路線を持つ東武鉄道が、鬼怒川線の新今市駅と鬼怒川温泉駅間にSLを走らせるようになったのが、ちょうど3年前だったのです。SLの煙に見立てて、何かできないかと考えた結果、ソフトクリームをのせることにしました」
おやおや、ソフトクリームはSLの煙を表現していたとは? スイーツ好きだけではなく、鉄道ファンも黙っていられなくなるかもしれない。東武鉄道はSLの東武日光駅乗り入れも計画中だという。
「日光ぷりん亭」でも、よりSL感を意識した新商品を企画中だ。詳しくは、「乞うご期待」とのことである。