この発想はなかった... 着るだけでコンビニ店員の負担を減らすTシャツがこちら
2020.07.02 20:00
「店員さんの大変さ」を可視化
2日、Jタウンネットは夜枕ギリーさんに制作した理由を聞いてみると、
「袋の有無や温め、支払い方法などいろいろなことをお客さんに尋ねる必要がある店員さんを見て、もっとスマートになればなぁという発想から作りました」
という。
Tシャツは、あくまで試作したもので現物はないそうだ。フリー素材のTシャツに画像編集ソフトで文字を合成したものだという。
デザインを考えるにあたって店員とのやり取りがめんどくさい、しんどい...、と思ったことがあるのだろうか。
「買い物でのやり取りは極力簡潔になって欲しいと思っています。特に出勤時間帯は並ぶこともあるので、それぞれの会計がスムーズになって欲しいです」
Tシャツへの反響は大きく、ツイートにはいいねが5万件以上ついている(2日15時時点)。
デザインを見たユーザーの中には「レ点のバッチつけたらどう」「レジ袋ですが数字表記の場合もあるので...」と、Tシャツへ情報の付け足しや改善案を提案する人もいる。
投稿者は、こうした要望に対して「顧客が本当に必要だったバージョン」に改善したTシャツもアップしている。
ただTシャツを販売する予定はないという。
「(このTシャツは)どっちかというと『様々な対応をしなければいけない店員さんの大変さ』を可視化した皮肉寄りのネタです。前述の通りネタ画像ですので商品化の予定はありません」
ツイッターでの反響について聞いてみると
「人々の関心の高いこととはいえ、思った以上に反響があって驚きました。おおむね面白がって頂けたようで良かったです。また、大変な仕事であるコンビニ店員さんにとって、いい意味で『楽な客』になる人が増えればいいと思います」
と述べた。