事故ったらどうなるか一目で分かる 説得力がすごすぎる「交通安全」看板がこちら
2020.06.26 17:00
事故減らすため、前社長が自費で設置
取材に応じた同社の社員によると、看板は先代の社長が作ったもので、詳しい設置時期はわからないが、元号が昭和だった時から同じ場所あるそうだ。
設置の経緯について聞くと、
「あの路線って重体事故が多かったらしいんですよ。それで、(事故を)減らす目的で、交通安全の一環ということで、自費でやったらしいです。
看板を設置したあとは、大きな事故が減ったらしい、というようなことは聞いてます」(同社社員)
看板の上に乗っているのは、この路線で事故にあった車というわけではなく、同社に運び込まれ、元の所有者の許可を取れた車だという。説得力を与えるために設置しているそうだ。
昔は頻繁に車を取り替えていたが、最近はそういった車も少なくなり、交換する機会も減ったとのこと。
ピンク色の台座の、大通りの方を向いている面には
「安全運転を!と思う人は都盛町のレッカー会社には事故に遭われた悲惨な車がたくさんあります 見てください」
というメッセージ。確かに、どんな言葉で事故の恐ろしさを語られるよりも、ボロボロになってしまった車を見せられる方が、説得力がありそうだ。
ちなみに、他の面には標語のような言葉が書かれている。これについては、
「当時あった交通安全のスローガンを書いたんだったと思います。
ただ車を乗せてるだけだとなんだって感じになっちゃうんで、交通安全を趣旨にしているというので、こういうのを入れたんだと思います」(同社社員)
とのことだった。