福岡といえば、ラーメン?うどん?←この質問への回答で、相手の出身地が分かるらしい
全国的にはラーメン優勢も...
まずは何より、結果をまとめた図表を見ていただこう。
全国の結果は、ラーメン派が67.7%(597票)、うどん派が32.3%(285票)。やはり全国にチェーン店があるだけあり、ラーメンの印象が強いようだ。
しかしここで気になるのが、当の福岡県の結果だ。
全国の傾向とは異なり、福岡県内ではラーメン派が31票(36%)、「うどん」派が55票(64%)と、しっかり差をつけてうどん派が勝利している。全国平均と比べると、まさに真逆に近い結果となっているのだ。
他にも、同じ九州にある長崎や鹿児島、佐賀でもうどん派が多かった。九州全体の数字でみても、うどん派の割合は59.5%。やはり、全国とは異なる結果となっている。
地元の人からすれば、福岡といえばラーメンではなく、うどんなのだろうか...?
そこで、大学進学まで福岡に住んでいたというJ-CASTニュースのK記者に、この調査結果を見てもらったところ、
「福岡に住んでいたときは、確かにラーメンよりも、うどんを食べることの方が多かったという印象です。割と当たり前に、うどんを食べているので、指摘されないと意識することは少ないと思います。調査結果には納得です」
といったコメントが。
また、
「県外では一蘭、一風堂を筆頭に『博多ラーメン』はよく知られていますが、『やわらかい』『コシがない』ことを売りにした店を、首都圏ではあまり聞いたことがないのは不思議なところです」
とも。確かに、博多うどんの店は珍しいかもしれない。少なくとも神奈川出身の筆者は見たことがない......。
今回の調査では、全国的に見れば福岡県といえば圧倒的にラーメンの印象が強いことが分かったが、県内ではうどんの方がメジャーのようだった。
そうなると、地元人が愛する「博多うどん」の人気が、全国に広がる日も近いかもしれない。