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海が透明すぎて「船が宙に浮いて見える」 まるで海外リゾート?高知・柏島の絶景が話題に

松葉 純一

松葉 純一

2020.06.09 11:00
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透明度が高い理由は?

柏島では船が宙に浮いて見える? (画像提供は大月町観光協会)
柏島では船が宙に浮いて見える? (画像提供は大月町観光協会)

高知県大月町は、高知県の南西部に位置し、海岸部を中心に、足摺宇和海国立公園に指定されている。柏島は、宿毛湾の南に突き出た大月半島の先端にあり、2本の橋で半島とつながっている。

Jタウンネット編集部の取材に応じてくれたのは、大月町観光協会の担当者だ。

――柏島の海がこれほど透明で美しいのはなぜ?

「黒潮の影響を受け、海にプランクトンや土砂などの粒子がほとんどないことに加え、近くに海に流れる大きな河川がなく、生活排水などが混ざっていないため透明度が高いとされています」

――柏島の海の魅力は?

「船が浮いて見えるほどの透明度の高いエメラルドグリーンの海と、たくさんの生き物たちが魅力です。黒潮の温かい海と豊後水道を流れる柏島沿岸では全国3500種類いるといわれる魚種のうち、1000種類の魚を見ることができます。

また、琉球列島で見られるようなサンゴ礁は形成されないものの、湿帯域としては規模、種類ともに非常に発達したサンゴの群集が見られます」
1000種類の魚を見ることができる(画像提供は大月町観光協会)
1000種類の魚を見ることができる(画像提供は大月町観光協会)

――ダイビングスポットとして人気なのはなぜ?

「色鮮やかな南国の熱帯魚も見ることができ、ダイバーさんの中で『沖縄のように綺麗』と称されることもあるためでしょうか」

――ダイビング用の施設としては、どんなものがあるか?

「ダイビングについては、ライセンスを持っていない方でも楽しめる体験ダイビングを行っているダイビングショップさんが多く手軽に楽しむことができます。またライセンスを取得するためのダイビング講習も行われています」
ウミガメとサンゴの群集(画像提供は大月町観光協会)
ウミガメとサンゴの群集(画像提供は大月町観光協会)

シュノーケリング用の施設としては、黒潮実感センターでは道具のレンタル、竜ヶ浜キャンプ場では道具のレンタルのほか、ガイドと一緒に楽しめるダイビング体験も行っているそうだ。

SNSで話題になったことで、何か反響があったか、と聞いてみた。

「船が宙に浮いて見えるなど、度々SNSで話題になりその度にたくさんの方々に柏島にお越しいただいています」
養殖マグロで作られたマグロ丼(画像提供は大月町観光協会)
養殖マグロで作られたマグロ丼(画像提供は大月町観光協会)

人気の料理は何か? と聞くと......、養殖マグロで作られたマグロ丼、柏島の養殖場で朝水揚げされた新鮮な鯛を使った鯛丼、柏島で取れたテングサを使用したところてんなどを、挙げてくれた。

画像は、大月町観光協会ガイドブックより
画像は、大月町観光協会ガイドブックより

柏島のある大月町は、四国の南西部のはしっこにある。高知市から約140キロ、約3時間もかかるという。かなりの距離だ。また松山市からのルートもあるという。松山市からは約160キロ、約3時間かかるらしい。

どちらも宿毛市を目指すのがポイントで、宿毛市からは車で約20分だ。アクセスに相当時間がかかるが、それだけの価値はある。

夏休みの選択肢の一つとして、大月町・柏島でダイビングというのはいかがだろう。

(6月9日17時6分追記:初出時、記事タイトルに誤字がありましたので、修正しました)

(6月10日17時30分追記)大月町観光協会から、回答した内容を訂正したいとの要望があり、一部の表現を変更しました。

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