スクランブル交差点が寿司だらけに コロナで人が消えた渋谷、スシローに占拠されていた
気になる広告料は...
いったいなぜ渋谷はスシローだらけになったのか。Jタウンネットは5月25日、スシローグローバルホールディングスPR課の担当者に取材した。

担当者によれば広告は15日から開始した「スシロー創業祭」の一環で掲出したもの。創業祭は毎年実施しており、今年は「すしで、笑おう」のメッセージとともに企画展開している。今回のように街をジャックするような形で広告を掲出するのは初めてだという。
担当者はメッセージに込められた思いについて、
「日本の伝統食であるおすしには人を笑顔にする力があると信じています。『すしで、笑おう』というメッセージには、このような状況下だからこそ、当社のおすしをお客さまに召し上がっていただくことで、少しでも笑顔になっていただきたい、おすしでお腹も心も一杯になっていただきたいという思いを込めております」
と話している。
渋谷は「日本有数の情報発信の場」であることから掲出場所に選ばれた。その他にもJR品川駅のコンコース自由通路や池袋・有楽町駅のホームドアに広告を掲出している。広告は5月末まで掲載予定で、渋谷駅の壁面など場所によってはすでに終了しているものもある。
しかしこれだけの広告、出稿にいくらかかったのだろう。ツイッターでも広告料を気にする声が複数上がっている。担当者に聞いてみたが、「申し訳ございません、非公開となります」とのことだった。