「出汁の香りが一切しない飲食店。周囲には不快臭が漂い...食べる気なんて起きません」（京都府・年齢性別不明）

どこから漂ってくるのか分からないタバコの匂いに悩んでいる。そんな読者の体験談をご近所トラブルのコーナーで紹介したところ、京都府に住むKさん（年齢性別不詳）からも、臭いに関するメールが寄せられた。

臭いの発生源は、マンションの1階で経営している「だし巻き卵」の店からだという。入居を決めた時は、少しだけ「いいニオイ」を楽しめると思っていたKさん。しかし、実際に生活を始めてみると――。

「洗濯物に臭いいがつきそうで...」

京都「××」（店名はプライバシーのため伏せる）と調べればウェブ検索でヒットする、だし巻き卵の店。私は、この店があるマンションで暮らしております。

私は、入居する際に、「だし巻き」という文字を見て

「いいニオイを楽しめる」

と実はちょっと期待していました。しかし、いざ入居すると、全く出汁の匂いがしません。それどころか毎日、お昼の弁当販売で10時から11時には、中華のような油の臭いと強い味付けの臭いがベランダにあがってきます。

ベランダの洗濯物に臭いがつきそうで干すことができません。仕事が休みの日は、弁当販売が終わった時間から洗濯を干すことにしています。

私が勝手に、「いいニオイが楽しめる」と思ったことが間違いだったのですが、入居する部屋を見学した日は、夕方や夜の時間帯で、お店は営業時間外。あの時、臭いはしませんでした。

深夜に私がマンションに帰宅すると、シャッターの奥には人の気配があります。

「店が終わってから夜に出汁をとるのかな」

と思いましたが、臭いはしませんでした。毎日店の前に置かれるゴミからも出汁の匂いはもちろんしません。あるのは、少量の何かのゴミと卵ケースだけ。

お昼前後になると、マンション入り口は当然、油の臭いが立ち込めます。

濃い味が苦手な私は気持ち悪くなりながら、玄関から仕事に向かうわけで...。

本当に「だしたっぷり」なのか、事実はどうであれ、マンションに住んでいる私としては、中華っぽい臭いに騙された気分ですわ。

「××」店のだし巻き卵は、一度も食べていません。そもそも出汁の香りもしないのに食べる気もならないし。

京都から愚痴らせていただきました。

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