関西人は「すあま」知らないってホント? 知名度を調査してみたら境界線がくっきり
「すあま」という和菓子をご存じだろうか。
うるち米からできた上新粉を、こねてから蒸したもちのような菓子で、見た目は団子や餅のようだが食べるともちもちフワフワしている。
筆者(兵庫県出身)は、最近まで見たことがなかった。もちろん、食べたこともなかった。「関東にはあるらしい」とうわさに聞く不思議な存在。それが筆者にとっての「すあま」だった。
実際、千葉に引っ越してくると、スーパーの和菓子コーナーには当然のように桃色の餅のような物体が置かれていた。こんなに堂々と並んでいるのでは、すあまを知らないことに驚く人がいるのも無理はない。
関西では知られておらず、関東では知られているとも聞くが、実際のところ知名度の境界線はどこにあるのだろう。
Jタウンネットでは19年11月25日~20年1月21日の期間に「『すあま』知ってますか?」をテーマにアンケートを実施。すあまの地域ごとの知名度を調査した。
投票総数は3835票。果たしてその結果は――