「田舎っぽい都道府県といえば?」調査した結果 あの地方がトップ3を独占してしまう
「田舎」。そう聞いて思い浮かべるのはどんな光景だろう。
Googleで画像検索すると表示されるのは、両脇に田畑が広がる長い一本道、山、川、広々とした土地に建つ一軒家などで、全体的に草が生い茂っている。
探せば、日本のどの都道府県でも見つかる光景だろうが、このような光景をイメージしやすい地域がある。
そこで、Jタウンネットでは2019年10月22日~12月11日の期間、「田舎のイメージが強い都道府県といえば、どこ?」をテーマにアンケートを実施。日本で一番「田舎」のイメージが強い都道府県を調査した。
投票総数は1386票。多くの読者が「田舎」だと感じているのはどこなのだろうか。
青森、秋田、山形が上位に
全国の結果を見ると、1位青森(187票)、2位秋田(133票)、3位山形(97票)とトップ3を東北地方が独占した。
山形に1票差で島根が4位、そこからさらに10票差で茨城が5位。
6位以下の順位は以下の通り。皆さんの都道府県は何位だっただろうか。
6位に岩手(80)、8位に福島(59)、10位に宮城(52)と、東北6県がすべてトップ10入りしている。東北地方には田舎のイメージが強いようだ。
逆に、最も田舎のイメージがなかったのは46位の福岡と長崎(どちらも1票)。また、近畿地方への投票は全体的に少なかった。
地方別の結果を見ると...
地方ごとの結果を見てみると、北海道・東北地方、関東地方、中部地方では青森が単独で1位だったが、中国地方では島根が青森に並んで同率1位。そして、近畿、四国では島根が1位、九州では佐賀が1位だった。
表の中で橙色になっているのは、その地方に所在する県だ。やはり投票者の居住地の近くにある地域の方が具体的なイメージがあるのだろうか。多くの地域で、地元の県が上位に食い込んでいた。
上記のランキングからはこぼれたが、中部では福井が5位(5.3%)、山梨・長野が7位(3.7%)と高めの順位。
近畿では和歌山が12位(2.9%)、奈良が15位(2.4%)、滋賀が16位(1.8%)、三重・大阪・兵庫が19位(1.2%)で、全国の結果と比べると大幅に順位を上げている。特に、兵庫に投票した人は近畿地方にしかいなかった。