あなたの「推し」が否定されたらどう思う? ファン同士の「発言マナー」描いた漫画に共感
2019.10.08 18:00
誰だって好きなもの、愛しているものをけなされたら悲しい――
そんな思いを描いた漫画がツイッターで注目を集めている。
作者は、オリジナル野球グッズの作成・販売などを行っているデザイナー、イラストレーターの出内テツオ(@675pixel)さん。2019年10月7日、「オタクのみんなは発言に気をつけような」として、ツイッターにオリジナル漫画を投稿した。
さっそく、話題の漫画をご覧いただこう。
「オタクは推しの名前が聞こえると...」
ある日、大好きな野球観戦のため、スタジアムに出かけた出内さん。そこで、
「ヤダ~!!最悪なんだけどォー!」
と大きな声で話している女子高生2人組の姿を目撃する。
「お前じゃねえんだよ」「サイアクじゃ~~ん」とガチャガチャコーナーの前で話していることから、どうやらお目当ての選手のアイテムが出てこなかったようだ。
この光景を目の当たりにした出内さんは、
「マジでいるのかあそこまであからさまなネタっぽいやつ...」
と驚いた様子。「ようかい(妖怪) だれかの推しをめちゃくちゃdisるオタク」と称して、過去に似たようなタイプの人と出会ったエピソードを振り返る。
「オタクは推しの名前が聞こえると、小さな声でも必ずキャッチする!!」
として、「しかもオタク、不運にもそういう場面にばかり遭遇するのだ」となぜか自分の推しが誰かに否定される場面に出くわす不幸を説明する。
「だれだって好きなもの、愛しているものをけなされたら悲しい」
とムダな傷の付け合いをすることはだれも幸せにしないことを説き、
「少しでもお互いを尊重しあえば、オタクたちみんな幸せになれるとオタクは思ってます」
と締めくくった。
野球の話だけに限らず、あらゆる分野に共通する今回のエピソード。このツイートにはこんな反応が寄せられている。
自分の嫌いは誰かの好きかもしれない。口に出してしまう前に、そんなことを思い出してもらいたい。