分かるけど分からない DTMエフェクトを秋田犬で解説した画像がめっちゃシュール
「全然わかんないけどめっちゃ分かった」
秋田犬でわかる、DTMのエフェクト解説。 pic.twitter.com/FwwqziPpf6
— Mixmag Japan (@MixmagJapan) 2019年9月2日
改めてMixmag Japanのツイッターアカウントが投稿した画像を見ると、秋田犬が振り回されている理由がわかる。
実はDTMエフィクトを秋田犬で解説しているのだ。つまるところ、ディレイだと音を遅らせて反響させるように鳴らす、リバーブは音の残響(エコー)を加える、コンプレッサーは音量の大小の差を少なくする、マキシマイザーは音が割れことがなく音圧を高めるといった具合だ。
そのままの秋田犬にDTMでエフェクトをかけると画像のようになる――といったものだが、これでも経験者寄りの内容に思える。しかし、なんともシュールな画像、2019年9月5日18時までにリツイートが1万5000件を超えるなど大反響だ。
投稿のリプライ(返信)欄には、
スゲェw
— hyuu (@hyuu_bochitami) 2019年9月2日
全然わかんないけどめっちゃ分かった(圧倒的矛盾
なるほど...マキシマイザーって「お散歩を途中で切り上げようとしたときのイヤイヤ」だったんですね(分かってない
— なまむし (@namamushi_japan) 2019年9月2日
ワン圧ぎっちり。
— 3pF (@3pF) 2019年9月2日
といったコメントが寄せられており、わかるわからないを抜きにして魅力が伝わったようだ。
しかし、なぜ秋田犬でエフェクトを解説しようと思ったのか。Jタウンネット編集部はツイッターのダイレクトメッセージ(DM)を通じてMixmag Japanツイッターアカウントの中の人に接触。この画像を作った経緯を聞いた。
Mixmag Japanが取り扱うジャンルはダンスミュージックを中心としたもの。それ故に一般の層に中々コンテンツが引っかからないのが悩みだったそう。一般の層に引っかかるコンテンツはなにかないか――そうした時に中の人のDTMの経験がヒントになった。
「エフェクトに関してはある程度知識がありました。しかし、エフェクトというのは一般的にはあまり知られていない知識かと思います」
「そこで、秋田犬という、誰もが親しみやすいものを通じてエフェクトの解説画像を作ることを思いつき、投稿したところ、多くの拡散をいただいた次第です」
反響についても「DTM自体もそこまで一般的なものではない」とした上で、
「DTMをやっている方は共感を得られ、エフェクトについてあまり知らないという方からは『なるほど』というお声を頂いています」
「ここまで大きな反響があったのは予想外でした」
とコメントした。
確かにちょっと専門的なイメージが先行する画像ではあったが、どういうわけかDTMに馴染みのない層まで届いている。秋田犬のパワーは思った以上に強大だったのだろう。
このほかにも投稿のリプライ(返信)欄には、
— 3B1M4Y0 (@eBimayo_otomad) 2019年9月2日
— (@Shinichi_A) 2019年9月2日
など秋田犬ではないものの、犬でエフェクトを解説する画像が何個か登場した。
犬でDTMを解説――これで本を出したら爆発的にユーザーが増えそうだ。