ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
PR

【鳥取県・湯梨浜町】わたしが湯梨浜で暮らし続けていきたい理由

お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

水族館の本音ダダ漏れ! クラゲ飼育の大変さ訴えた「飼育員ががんばる水槽」話題

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.07.01 06:00
0

クラゲはマジでフワフワしてるだけ

漂うクラゲたち(画像提供:ウォット)
漂うクラゲたち(画像提供:ウォット)

話題となったクラゲの水槽の説明文を作成したウォット飼育員の青木窓菜さんは2019年6月26日、Jタウンネットの取材に、

「1年くらい前にいまのクラゲの水槽を修理したんですけど、けっこうがんばったところがあったので、お客様にも知ってもらいたいとの思いで作成しました」

と作成の経緯を説明する。

泳ぐ力が弱いクラゲは普通の水槽だと底に沈んでしまうことや水をろ過するためのフィルターに挟まってしまうこともあり、飼育員からしたら放っておくと「地獄絵図」のような光景になってしまう。クラゲのカサがボロボロになり、場所が悪いとそのまま死んでしまうクラゲたちもいるそうだ。

そういった事態を未然に防ぎ、クラゲがフワフワと泳げるようにするため、飼育員には水の流れを作るように水槽を作り直すなど様々な苦労があるそうだ。

飼育員からしたら地獄絵図に...(画像提供:ウォット)
飼育員からしたら地獄絵図に...(画像提供:ウォット)

クラゲはマジでフワフワしてるだけらしい(画像提供:ウォット)
クラゲはマジでフワフワしてるだけらしい(画像提供:ウォット)

水の流れを作るため正面から見ると円い形をしたクラゲの水槽(画像提供:ウォット)
水の流れを作るため正面から見ると円い形をしたクラゲの水槽(画像提供:ウォット)

アルテミアというプランクトンを餌にしているクラゲたち。水槽に餌を大量に投入することもあり、頻繁に清掃しても水槽内が汚れやすい。また、水槽の壁にクラゲの赤ちゃんがくっつくため、なかなか綺麗にできない事情もあるそうだ。

飼育員がさぼっている訳じゃない!(画像提供:ウォット)
飼育員がさぼっている訳じゃない!(画像提供:ウォット)

手間暇がかかる分、クラゲへの愛情はひとしおだという青木さん。飼育員の心情を正直に吐露した説明文は実際に訪れたお客さんからも好評だとのことで、子どもよりも大人が笑っていることがあるそうだ。今回ネット上で話題になったことについては、

「驚いているんですけど、うれしいです」

として、引き続きクラゲたちに愛情を注いでいくという。

優雅に泳いでいるかのように見える水族館のクラゲたち。今度のクラゲを目の前にしたらぜひその影に隠された飼育員の苦労のことも思い出してほしい。

PAGETOP