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酷暑から選手を守れ! とある少年サッカーチームの「熱中症対策」がすごかった

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2019.06.06 08:00
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[ドデスカ!-名古屋テレビ]2019年5月23日の放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、愛知県のとある少年サッカーチームの熱中症対策について特集していました。

夏のスポーツ中での熱中症対策が、全国的に問題となっています。愛知県春日井市の少年サッカーチーム「FCフェルボール」では、熱中症の事故を防ぐため、さまざまな対策を取り入れています。

画像はイメージ
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全コーチが「熱中症測定器」を携帯

こまめな水分補給はもちろん、FCフェルボールではコーチ全員が練習中に熱中症測定器を持ちます。これが一定の数値を越えた場合、休憩や練習中止などの対策を取ります。

同じグラウンド内でも場所によって、気温、湿度、熱中症指数が違う為、複数のコーチが測定器を持ち、頻繁に状況を確認する事が必要だそうです。

またグラウンドの人工芝にも、工夫をしています。通常の人工芝は芝の間にゴムのチップを入れますが、ゴムの代わりにココヤシや、ココナッツの皮を砕いたチップを入れています。夏場の人工芝の上は50℃以上になる事が多いのですが、天然素材を使う事により、温度を5℃~10℃下げる効果があるそうです。

さらに今年から、濡れると冷たくなる「フリーズテック」と言う素材を、ウエアに取り入れました。この素材は水分が生地にしみ込むと冷たくなる性質があり、水で湿らせて着用すると、約10℃体感温度が下がります。また汗がしみ込んでも反応し、体を冷やしてくれる為、夏場のウエアに適してます。

FCフェルボールの細萱信行GMは「今は暑さ対策をサポートできる商品が沢山あると思う。自分のチームに見合ったものを活用し、事故を未然に防ぐ事が大事」と話していました。昨年は名古屋市でも40度を超える事がありました。この対策で子供達が、事故無く猛暑を乗り切ってほしいと思いました。

(ライター:ケイ)

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