スーパー玉出の「甘熟やきいも」が超絶品 舌で溶けるトロトロ食感、まるでスイートポテト
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
その13 文・写真 Met
大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。
今回見つけてきた商品は「焼き芋」(税込100円)です。
秋から冬の食べ物としておなじみの焼き芋。しかしスーパー玉出には、なぜか暖かくなってきたこの時期から店頭に大量陳列され始めました(笑)。あまり状況が飲み込めないので、とりあえず購入して味を確かめてみることに。
輪切りで6つ入り
ラップを外してみると輪切りになった焼き芋が6つ入っていました。サイズは大小さまざまなものがありますが、容器ピッタリの量になるようバランスよく詰められています。
輪切りになったもの一つ一つのサイズはしっかりしており、すべて合わせると焼き芋1本分ぐらいになります。もちろん皮もそのままです。すでに甘い香りが漂っていますが、果たしてどのような味がするのでしょうか。
まずはそのままひと口。「甘熟やきいも」という名前だけあり、かなり強い甘みが広がります。皮まで箸で簡単に切れるので、手を汚さずに焼き芋が食べられるのは嬉しいですね。
なかには熟されすぎているのか、食感がトロッとしたところもありました。もはやホクホク感は無いものの、とくに甘みが強くなっています。まるでスイートポテトのよう。
使われている「紅はるか」はいわゆるネットリ系のさつまいもとして人気の品種。このトロッとした部分こそ素材の味をより楽しめるんじゃないでしょうか。
レンジで加熱してみました。見た目にそれほど差はないものの、やはりホクホク感が増して美味しいです。アツアツに焼けたものを手に持って頬張るような焼き芋の醍醐味はないですが、味は十分に満足できる仕上がりでした。
ということで今回は、スーパー玉出の「焼き芋」を紹介しました。
季節外れということであまり期待していなかった中、しっかりとした美味しさで驚かされました。スーパー玉出ではおなじみのことですが、安さも注目のポイント。今回の商品に関しては、旬の時期を逃しているからこそ実現した安さなのかもしれませんね。