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熱烈虎党声優、「33-4の呪い」に苦しむ 3304円のレシートにも「うっ...」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.01.08 17:00
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2005年「屈辱」の日本シリーズ

渡部さんは2010年に声優デビューを果たすと「てーきゅう」の押本ユリ役、「ゆるゆりさん☆ハイ!」では体育教師の南野つばさ役など数々の人気作に出演。アイドルマスターシリーズの横山奈緒役でも注目を集めている。

そして渡部さんは何より阪神タイガースの大ファンとして知られている。自身のコンサートのMCでタイガースの話題に触れるだけでなく、声優の松嵜麗さんからあだ名として「阪神」と呼ばれるレベルに達している。

そんな渡部さんは19年1月7日、ツイッターにレシートの金額部分を撮影した写真と共に、

「お好み焼き屋さんでのお会計。 うっ...... 新年早々煽られているのか?!?!笑」

と投稿した。

レシートの合計金額には「3304円」と表示されている。この数字がタイガースファンにとって忘れられない05年の日本シリーズにおける「33-4」を想起させてしまったようだ。

岡田彰布さんが率いる05年の阪神はJFKと呼ばれるリリーフ3本柱。03年の優勝を経験した赤星選手や金本選手に加えシーツ選手、鳥谷選手といった新戦力が大活躍。先発投手もエースの井川投手や下柳投手らの活躍で最終的に2位に10ゲーム差をつけてリーグ優勝を果たした。

そして迎えた日本シリーズの相手はボビー・バレンタイン氏が率いる千葉ロッテマリーンズ。下馬評では実力は拮抗しているとされていた――が、 いざシリーズが幕を開けるとシーズンの勢いはどこに消えたのか、第3戦までマリーンズに毎試合10点を取られる展開。4戦も3対2で敗れストレートの4連敗で31年ぶりの日本一をロッテに献上してしまった。

33-4というのはそのシリーズにおける4戦の合計スコア。マリーンズが4試合で33点、タイガースが4点と散々なシリーズであったことを表している。タイガースファンにはトラウマであり、掘り返されたくない悪夢の数字だ。

しかし、インターネット上では334と掲示板やツイッターに書き込むユーザーがいて、ファンは「なんでや!阪神関係ないやろ!」と言い返すのが精一杯。それもいつしか定番やり取りとなって「334」に関わる数字に先のツッコミや略して「な阪関無」と返すのが知られるようになった。

正しく虎ファン病とも言うべき数字。渡部さんの投稿に彼女のファンは、

「なんでや!阪神関係ないやろ!」
「気にしたら負けや!!阪神なんも関係ない!」
「やめロッテ!」

などのコメントが並ぶ羽目になった。

平成の間に日本一になることのなかったタイガース。悪夢、ニューダイナマイト打線の幻影を追い払い猛虎復活、新元号のもとで85年以来の日本一になることを願いたい。

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