「憂歌団」内田勘太郎が元カシオペアに!? タウン誌の誤記に「何がどうしてこうなった」
福島県北のタウン情報誌「シティ情報ふくしま」でブルース・バンド「憂歌団」のギタリストである内田勘太郎さんの表記にミスがあった。
なんでも、内田さんが所属しているバンドが「憂歌団」とは全く異なるバンドだったという。一体どのバンドに所属していたことになっていたのか。
共演者も「どひゃひゃひゃ」
誤表記があったのは「シティ情報ふくしま 11月号」の「FUKUSHIMA MUSIC INFO」NEW TOPICに掲載された記事。ロック・バンド「子供ばんど」のボーカル・ギターのうじきつよしさんと内田勘太郎さんによるユニット「子供団」が2018年11月10日、福島市でライブを行うとの情報が載せられた。
しかし、この記事の中で内田さんは「憂歌団」ではなく、元「カシオペア」ギターと表記されてしまった。
「憂歌団」は木村充揮さん、内田さんらが所属するブルース・バンド。1975年「おそうじオバチャン」でメジャー・デビューすると木村さんの「天使のダミ声」と評される歌声と内田さんの洗練されたギター・サウンド、強烈なグルーヴで日本を代表するブルース・バンドに成長した。98年に無期限活動停止を宣言。13年、憂歌団のドラマー故・島田和夫さんの追悼イベントを開催するため再起動した。内田さんは結成から参加し、カルピスの瓶首を使ったスライド奏法でも知られている。
一方、「カシオペア(CASIOPEA)」はギターの野呂一生さんを中心に1977年に結成。77年にサザンオールスターズ、シャネルズ(後のラッツ&スター)らが参加したアマチュアバンドコンテスト「EastWest'77」で優秀グループ賞を獲得し、79年にアルバム「CASIOPEA」デビューした。以降、「T-SQUARE」と並んでフュージョンの代表的なバンドして名を馳せた。鉄道音楽制作などで知られる向谷実さんがかつて所属していたことでも知られる。
木村さんのボーカルが要となる憂歌団と、歌のないインストバンドであるカシオペアでは、まったくテイストが異なるわけだ。ツイッター上では誌面の写真があげられると共に、音楽ファンからのツッコミが寄せられた。
内田さんがカシオペアだったら、随分渋いバンドになりそうですねw
— タカハシマサキ@福島市飯坂町 (@masayan0816) 2018年10月28日
内田勘太郎さんが元カシオペアって、、、
— MIDO (@kokikokima) 2018年11月4日
何がどうしてこうなったかwww
間違いにもほどがあるwww
子供ばんどの表記は、、知らんけど、、
内田さんが弾く「PAL」とか見たいなぁ(笑)
— 河野虎太郎 (@fromcitytocity) 2018年11月4日
誤表記に対する指摘はファンだけに留まらず、共演者であるうじきさんも自身のアカウントで反応した。
ってことは、勘太郎サンが『朝焼け』ってことね!どひゃひゃひゃ! https://t.co/X2yW8haExX
— うじきつよし JICK (@ujizo) 2018年11月4日
この誤表記について「日刊シティ情報ふくしま」側は、公式サイト上で情報を訂正。「関係各位の皆様、及び読者の皆様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます」と謝罪している。