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うどん1玉の量、どのくらい? 東西ではっきりと違いが...

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2018.08.17 06:00
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東日本と西日本でうどん出汁に違いがあるというのは、有名な話だ。一般的に「東は濃味、西は薄味」と言われている。しかし、うどん1玉の量に東西の違いはあるのだろうか。

Jタウンネット記者が以前、愛知県出身の知人から、

「関西の方だと200~230gくらいで、関東だともう少し多いような気がするんですよね。すべてのお店を計って比較したわけじゃないですけど」

と聞き、果たして東西でうどん1玉の量に違いがあるのか疑問に思った。ちなみに、スーパーなどで市販されているうどん1袋の麺量は180~200gが多く、最大で220gあたりのようだ。

そこでJタウン研究所では2018年4月18日から8月13日の期間、「うどん1玉の量って、どのくらい?」という質問で読者アンケートを行った。(総得票数527)。果たして結果はどうなるか――。

滋賀、三重が境目に

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全国的に見ると、「200g以下」と回答した人が41.6%と最も多く、次いで「300g以上」が32.8%、「200~240g台」が20.5%、「250~300g台」が5.1%という結果だ。しかし、上の図を見ても明らかなように、地域によりうどん1玉の量にはっきりと違いが出る結果となっている。

北海道、東北、関東、中部地方では「200g以下」と回答した人が最も多い。最も票が分散したのが東京だったが、「200g以下」が43.4%、「200~240g台」が39.9%、「250~300g台」が11.9%、「300g以上」が4.9%という結果だ。

近畿地方の滋賀、三重では「200g以下」が過半数を占めたが、両県を除いた近畿地方以西では「300g以上」と回答した人が過半数を占める結果となった。

なぜこれほどまでに地域により違いが出るのか。西日本の薄味の汁は、濃味の東日本に比べるとスルスルと量を食べることができるのかもしれない。今回結果の境目となった三重県では、太麺の「伊勢うどん」が有名だが、太麺ゆえのボリュームが影響してか少なめの量設定になっている可能性もありそうだ。

ちなみに、「うどん県」としても知られる香川では、「300g以上」が66.7%で最も多く、次いで「200~240g台」が25%、「200g以下」が8.3%という結果になっている。

調査を始める前には、東日本の方がうどん1玉の量が多くなると思っていたところ、今回は逆の結果となった。濃い味の関東では比較的少量でも満腹感が得られるということなのかもしれない。

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