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群馬・赤城ふれあいの森の「木製ローラー滑り台」 閉鎖され、再開めど立たず

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.07.12 11:00
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「SUBARUふれあいの森 赤城」(群馬県前橋市)にあり、かつて「日本一長い滑り台」と呼ばれた木製ローラー滑り台が2017年5月29日から閉鎖状態が続いている。

ふれあいの森公式サイトには18年7月11日現在、「ローラー滑り台:閉鎖中 再開の目途はありません」と記されているが、いったい何が起きているのか、Jタウンネットは探ってみた。

1990年開設

閉鎖中の木製ローラー滑り台(群馬県環境森林部緑化推進課県営林係提供)
閉鎖中の木製ローラー滑り台(群馬県環境森林部緑化推進課県営林係提供)

群馬県環境森林部緑化推進課県営林係によると、木製ローラー滑り台が開設されたのは,公園開設の翌年となる1990年7月。

全長380メートルで、数ある遊具の中でも人気の遊具だったという。

冬季シーズンで例年、12月―3月は雪のため元々動いていなかったが、2017年は修繕もあり4月21日まで閉鎖されていた。17年4月22日から5月28日までは稼働していたものの、子供の指がローラーの隙間に挟まる部分があるなどの不適合が見つかり、国土交通省の定めた基準に反していることが判明。5月29日以降、閉鎖状態が続いている。

それから1年以上がたったが、同係担当者は「現在、修繕や再開するかどうかも含め、検討中」と説明している。

休止が続いていることについて、上毛新聞(ウェブ版)が7月9日に報じると、ツイッター上では

という反応があがっている。

ローラー滑り台は開設当初、「木製のローラー滑り台では日本一長い」と称されていた。

ふれあいの森の入園者数は、17年度で14万9174人。ピークは1999年度の38万6000人だった。なお同園は18年4月から、自動車メーカー「SUBARU」がネーミングライツを持っている。

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