野球の打順、なぜ「よんばん」ではなく「よばん」と読む?
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年6月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、野球の打順の読み方について調べていました。
通常、4番は「よんばん」と読みますが、野球では「よばん」と読みます。それはなぜでしょうか?

ルールは存在しないけれど...
番組では、金沢市内にある高校野球部に聞いていましたが、誰も知りませんでした。しかも「よばん」と読むのは打順の時だけ、背番号は「よんばん」と読むのです。
試合中にアナウンスを担当しているマネージャーは「よばん」の方が言いやすいと口を揃えますが、言いやすさだけなのでしょうか?
石川県の野球界における重鎮で、あの松井秀喜さんを教えたこともある元星稜高校野球部監督の山下智茂さんによると「くだらない質問だ」としながらも、山下さん自身も日本高校野球連盟や甲子園のアナウンサーに尋ねたことがあることを教えてくれました。
野球連盟によると「よばん」とアナウンスしなければならないというルールは存在せず、ただ話しやすい、リズム感がよいから......ではないか、ということです。
そして、「よばん」と読まれ始めたのは川上哲治さんが活躍されていたころからで、その後、長嶋茂雄さんや王貞治さんが活躍された時代に浸透したのではないかということです。
やはり、ただアナウンスしやすいだけのことのようです。(ライター:りえ160)