春に増える空き巣、福岡県は九州一被害が多い地域なのでしっかり対策を
2018.03.24 07:55
犯人は声をかけられるのを嫌がる
空き巣被害にあわないための防犯対策で1番有効なのが「住民のあいさつ」です。常日頃、住民同士があいさつしていると、知らない人が入って来ても分かるし、犯人は声をかけられて顔を見られるのを嫌がります。
また、空き巣は自転車置き場で防犯意識をチェックすることもあります。放置自転車が多いところや、自転車のカゴにゴミが入ったままの自転車などがあると、防犯意識が薄いと判断され、狙われやすくなります。
また、空き巣は入る前に下見をすることがあります。その際、住宅にマーキングをして帰ることもあります。
実際に自宅の扉に「1420」という数字が書かれていたという事案がありました。これは、空き巣の暗号で、「1=性別」「4=家族構成」「20=生活習慣」となっていました。
1は家主の性別で男、4は家族の人数、20は自宅に何時ぐらいに戻ってくるかということのようです。
そのほか、玄関の表札や郵便受けにシールや記号で暗号化していることもあります。こういうものが書かれていたり、シールが貼られていた場合は、すぐに消して警察に連絡することも大切です。
昔、住んでいたマンションでも、表札や扉、郵便受けをチェックしてくださいと言われたことがありました。数件の表札部分に謎の数字が書かれていたため、すぐに消して近くの交番に連絡をしていましたが、やはり今でもこの方法が使われているんだと驚きました。暖かくなるとどうしても窓を開けっぱなしにしてしまうので、注意したいですね。(ライター:ぴよこ)