弘前市「冬に咲くさくら」のインスタ映えスポット、仕掛け人に聞いてみた
2018.02.07 20:00
見頃は「枝に雪が積もった状態」
電話で答えてくれたのは、地域おこし協力隊の米山竜一さんだった。
「ライトアップを始めて、もっとも感動したのは、弘前市民の関心が高まってきたことです。雪が降ってそろそろ見頃だという時期には、多くの観客が集まって来られます。地元の方はさすがによくご存じです」と米山さん。「見頃というのは、曇り空で夕刻までに雪が降った時ですね。つまり、枝に雪が積もった状態がいちばんきれいに見えるようですね」
そこで、米山さんに「冬に咲くさくら」のインスタ映えするスポット・ベスト3を聞いてみた。
「ベスト1は、やはりお堀の上に雪の花筏が見える場所でしょう。お堀に氷が張って、その上に雪が積もった状態だと、ピンクのライトが当たるとまるで花筏のように見えます」
「2番目は、歩道沿いの桜並木でしょうか。歩く姿を撮影されている方は多いようですよ。3番目は、弘前市立観光館前の広場でしょうか。弘前市のマスコットキャラクター『たか丸くん』の像の位置から、ライトアップのエリアを撮影するのもおすすめです」
弘前市では、2018年2月9日から12日まで、「弘前城雪燈籠まつり」が開催され、公園内に約150基の燈籠と約300基の雪像が配置される。多くの観客が訪れる予想だが、併せて追手門付近外堀の「冬に咲くさくら」ライトアップも楽しんでみてはいかがだろう。ライトアップは2月末まで。