クロヒョウは、やっぱりネコ!? 鹿児島市平川動物公園の「丸くて黒い物体」に大反響
2018年2月1日、鹿児島市平川動物公園の公式アカウントから次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。
よく冷え込んだ朝、獣舎の池の前で丸くて黒い物体を発見しました。よ~く見るとそれはヒーターの入った石の上で丸くなったクロヒョウのスーの姿でした★ pic.twitter.com/Cn000tgvSM
— 鹿児島市平川動物公園 (@hirakawazoo) 2018年2月1日
写真左には丸くて黒いものが見える。「獣舎の池の前で丸くて黒い物体を発見しました」というコメントが添えられている。写真右を見ると、黒い物体から首が伸び、かすかに光る眼が......。「よ~く見るとそれはヒーターの入った石の上で丸くなったクロヒョウのスーの姿でした」というコメントが付け加えられている。
このツイートには2万を超えるリツイートと、4万を超える「いいね」が付けられている(2018年2月2日現在)。
Jタウンネット編集部は早速、鹿児島市に電話して話を聞いてみることにした。
「あったかい場所知ってるんだね」「なんかかわいい」
電話で答えてくれたのは、鹿児島市平川動物公園の教育普及係長の福守朗さんだった。
「ヒョウはネコの仲間ですが、アフリカからアジアにかけてさまざまな環境に分布しています。このクロヒョウも東南アジアがルーツと考えられます」と福守さんは語る。
「撮影したのは、1月31日朝、9時頃で、かなり冷え込んでいたのでしょう。岩に見えるのは実は擬岩で、中にヒーターが入っているので、30数度に温まっているはずです。クロヒョウは温かい場所をよく知っていて、そこを選んで座り込んだと思われます」
「お昼過ぎになると、冬でも気温がかなり上がってくるので、こんな光景はなかなか見られないかもしれません。岩の上で丸まっている光景を見るなら、開園直後、午前9時過ぎがおすすめでしょう」と福守さん。
「陽当たりが良い場所、冷たい風が吹いてこない場所もよく心得ていて、冬場はそういうところで過ごしています。逆に暑い夏場は、日陰のひんやりした場所を選んで座っていますね」
「体の大きさはネコの何倍もありますが、基本的な習性はよく似ています。群れを作らず、単独で行動するところも同じです」
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
かわいすぎる
— こますけ (@komasuke727) 2018年2月1日
●!黒丸!
— ジェイ・グレース (@tantograzie) 2018年2月1日
お利口だね。あったかい場所知ってるんだね
— ∠パピ (@mao196512) 2018年2月1日
おお、黒猫ちゃんかと思ったらクロヒョウだったのか~!なんかかわいい?
— みゆ (@nyanyamilk) 2018年2月1日
「かわいすぎる」「黒丸!」「あったかい場所知ってるんだね」「なんかかわいい」などといった感想だ。猛獣とはいいながら、ネコに似ているところが共感を呼んでいるようだ。
すごいめっちゃ猫...
— くしろ (@sgradss) 2018年2月1日
さすがネコ科だ(^_^;)
— 四方二三矢提督with横浜の新妻・龍鳳 (@yamato198970) 2018年2月1日
やっぱり猫なのね(*´∀`*)
— リラ (@GoroGoroNeco) 2018年2月1日
「すごいめっちゃ猫...」「さすがネコ科だ」「やっぱり猫なのね」というネコ好きからのツイートが相次いでいる。