十字屋山形店閉店に「ありがとう」「ぽっかり穴があいた...」

2018年1月31日、山形市の中心市街地にある百貨店「十字屋山形店」が閉店した。1971年開業以来、JR山形駅前で46年以上営業を続けてきたが、商圏内の人口減少と郊外店の出店による競争激化などによって、近年売り上げが落ち込んでいた。

また同店の建物は、山形市がおこなった改正耐震改修促進法による耐震判断の公表で「震度6強以上で倒壊する危険性が高い建物」とされており、耐震補強工事に多額の費用がかかることなどを理由に、閉店を決めたようだ。

「閉店を惜しむお客様でいっぱいでした」

ツイッターには閉店を惜しむ声が寄せられている。

十字屋 最後の夏

2018年1月31日をもって十字屋山形店は閉店します。昔は関東や仙台などにもあったそうですが次々に閉店し、山形店のみが営業を続けていました。
そして遂に十字屋最後の店舗、山形店も閉店することになりまして、十字屋というお店がなくなります。時代の波は恐ろしいです。#BMFPhotos pic.twitter.com/Qla75hsEF9

— FUJIKYUNG* (@BmF_Asiacom_jp) 2018年1月28日

雪の降り方は少し弱くなったか。今日閉店の十字屋山形店前#山形駅前 #十字屋 #幸町 #yamagata #山形 pic.twitter.com/pRbuiAi0jE

— タダ ヨシカズ（←採用時名前読み上げ可） (@Tada526yskZ) 2018年1月31日

「時代の波は恐ろしいです」とつぶやく人もいた。1月31日、山形市は雪だった。

あと３時間半で営業を終了する十字屋山形店。
閉店後の建物は解体するか、耐震補強を施すかの選択を迫られるわけだが、運命の神様はどちらに微笑むのでしょう？ pic.twitter.com/LNDd2OhNis

— 布施 寿郎 (@kotobuki_1003) 2018年1月31日

「閉店後の建物は解体するか、耐震補強を施すかの選択を迫られるわけだが、運命の神様はどちらに微笑むのでしょう？」とコメントする人も......。JR山形駅前で、山形の顔とも言える好立地だけに、今後の成り行きが注目されている。

十字屋山形店、いよいよ閉店なんだって～。ランドセルや学校の制服なんかも買いに行きましたっけ。ありがとうございました！

— ちかママ (@mimiamam) 2018年1月31日

今日は十字屋山形店最後の日。あと30分ほどで完全閉店ですね。ああ、駅前の大きな灯りがまたひとつ消えるのか...。街の空洞化も懸念されることですが、このところ、長年馴れ親しんだお店が次々閉店しているだけに、私の暮らしにもぽっかり穴があいたような...そんな気持ちです。

— aya (@ayam1973) 2018年1月31日

「ありがとうございました！」と感謝する人、「私の暮らしにもぽっかり穴があいたような...」と別れを惜しむ人など、さまざまだ。

今日で十字屋山形店閉店です。
46年間の営業を終了する間際は、報道陣と商店街のみなさんや、閉店を惜しむお客様でいっぱいでした。#十字屋山形店 pic.twitter.com/6waOzHqaI4

— ひと*??みん (@No14moon) 2018年1月31日

「閉店を惜しむお客様でいっぱいでした」という報告もあった。