ブラックじゃなくて、輝いて働ける「ブライト企業」へ入ろう! 東京で熊本県UIJターンイベント
熊本県では2015年度から、「働く人がいきいきと輝き、安心して働き続けられる」環境づくりに積極的な県内企業を「ブライト企業」と名付け、その取り組みの周知をすすめている。
そんな県内有数の「ブライト企業」とUIJターン希望者をつなごうという試みが、18年2月2日に東京都内で開催する「くまもと移住&UIJターン就職フェア」で行われる。
認定基準は「従業員の満足度」の高さや、地域貢献など
「ブライト企業」は、「ブラック企業と対極の企業」をイメージした熊本県オリジナルの造語だ。認定にあたっては、
「従業員とその家族の満足度が高い」
「地域の雇用を大切にしている」
「地域社会・地域経済への貢献度が高い」
「安定した経営を行っている」
という4つの基本的な要件に関連する審査項目を設け、一定の水準を満たす企業を「ブライト企業」として認定している。「ブライト企業」に認定された企業は17年度現在で、194事業所にのぼる(10月2日時点)。県は、学生や保護者向けのガイドブック、動画などでの周知活動と合わせて、合同PRイベントや、学校進路指導教員との意見交換会を行っている。
「熊本県オンライン会社説明会」を実施
「くまもと移住&UIJターン就職フェア」の会場は、東京・秋葉原の「アーツ千代田3331」。行政職員や先行移住者の体験談など、移住促進につながる情報提供を行うフェア内で、ブライト企業による「熊本県オンライン会社説明会」を実施する。ポイントは東京にいながら、熊本の採用担当者と話ができることだ。
フェア当日、採用担当者は熊本市内から、東京と熊本をオンライン会議システムでつなぎ、大画面モニター越しでプレゼンテーションと質疑応答を行う。参加予定のブライト企業は、
●フジクラプレシジョン
●ニフコ熊本
●熊本電鉄
●ニューオータニホテルズ ザ・ニューホテル熊本
●杉養蜂園
●九州テイ・エス
の6社だ。
イベント会場では、会社説明会に加えて、「熊(ゆう)ターンセンター」こと熊本県UIJターン就職支援センターのアドバイザーによる個別相談も行われる。イベント時間は17時~20時、入場は無料。<企画編集:Jタウンネット>