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九州北部豪雨から3か月... 被災地の復興は進んでいるがまだ避難生活が続く人も

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.10.14 07:58
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[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年10月4日の放送では、九州北部豪雨の被害の大きかった福岡県朝倉市把木林田地区から現在の状況について取り上げました。

朝倉市把木林田地区は、局所的に大きな被害が出て、川を挟んで被害が大きかった地域とほとんど被害がなかった地域に分かれました。

九州北部豪雨により北川が氾濫し被災した朝倉市杷木志波(2017年7月7日)(国土地理院企画部防災推進室撮影、Wikimedia Commonsより)
九州北部豪雨により北川が氾濫し被災した朝倉市杷木志波(2017年7月7日)(国土地理院企画部防災推進室撮影、Wikimedia Commonsより)

川の流れも変わってしまった

被害の大きかった地域は土砂も多く、住民の手作業で土砂を取り除く作業をしました。また、重機で同時に護岸工事も行っています。

大雨の被害から3か月が経ちますが、まだ水道や電気が通っていない地域もあり、生活ができない状態となっています。現在、アパートや仮設住宅などに仮住まいをし、日中は自宅の片付けなどをしている方もいます。

今回の北部豪雨で、土砂でふさがれた川などがあり、川の流れも変わってしまいました。把木林田地区にあった赤谷川には、もうひとつ新しい川ができました。

この地域にまた住むためには、新しい川を新赤谷川とするのか、それとも元の赤谷川を戻すのかから考えなくてはいけません。

川の工事だけではなく、まだ土砂が取り除かれていないところもたくさんあり、すべての土砂を取り除くには10年以上かかるのではないかともいわれています。

全国ニュースでは取り上げられることが減りましたが、まだ避難所生活をしている人もいます。また、土砂が取り除かれていないだけではなく電気や水道が通っていないところもかなりあります。復興は少しずつ進んでいますが、まだ手がついていないところがたくさんあるということを知ってほしいです。(ライター:ぴよこ)

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