蔵王山は「ざおう『さ』ん」「ざおう『ざ』ん」、どっちがしっくりくる?
国境や県境は人間が勝手に決めたもの。そのため、境界にまたがる山や川などは土地によって異なる名前が付けられることが多い。例えば世界最高峰のエベレストは、現地のチベット側ではチョモランマ、ネパール側ではサルガマータと呼ばれている。
そんな「山の名称問題」が日本国内でも起きた。山形県と宮城県にまたがる「蔵王山」だ。
産経新聞や朝日新聞(共にウェブ版)が2017年6月から9月にかけて報じたところによると、山形市には、「ざおうざん」という読み方の揺れを無くし、地元で長く使われている「ざおうさん」に統一すべきという動きがあるという。
しかしながら、「蔵王山」がまたがるほかの市町村―――山形県上山市、宮城県の白石市、七ヶ宿町、川崎町、そして蔵王町との意見統一は難航。その後、産経新聞や地元紙・河北新報(ウェブ版)が9月26日、山形市は「呼称改称は事実上断念」したと報じた。その一方で、市主催イベントなどでは「ざおうさん」の呼び名を使うとのことだ。
そこで、読者の皆様にご質問。
蔵王山の呼び方、『ざおうさん』と『ざおうざん』、どちらに親しみがある?
結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。