千葉市章がみっくみくにされました! 市長が「初音ミクコラボ」に込めた思いは...
オリジナル缶バッジも配布
千葉市の市章はこちら。確かにこのシルエットはツインテールが特徴的な初音ミクに見えなくもない。
これについては熊谷俊人市長も2013年のツイートで「確かに」と認めているなど、半ば公式のような形ではあったが、今回の「マジカルミライ」開催に際し、ついに正式なコラボへと至った。
我が千葉市旗が初音ミクに見える、とネットの片隅で話題になっているとのこと。言われてみれば確かに...。ニコニコ動画の方や津田大介さんと話した時に紹介したら爆笑でした。緑色であることもポイントでしょうか。人間の想像力って凄いですね。http://t.co/jA7Q8YfLJ9
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2013年12月21日
以前から「似ている」と言われていた市章と初音ミクの公式コラボの反響は大きく、それを受けて、熊谷市長はツイッターで背景について言及。千葉市の文化振興の姿勢について明らかにした。
千葉市章と初音ミクのコラボについて多くの反響を頂き、ありがとうございます。少し真面目な話をすると、このコラボには私たちの文化施策に対する思いも込められています。私たちはどうしてもハイカルチャー・古典的な表現手法を評価し、新しい表現手法を正当に評価することが遅れがちです。(続く
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年8月24日
文化施策の本来の目的の一つに、「多くの市民に自己表現の機会を作り、心の豊かさを向上させる」ことにあるとすれば、その表現手法は時代とともに追加されてしかるべきです。クラシック音楽と支援すると同様に、ロックも、ボーカロイドも音楽表現として同様に支援したいと私たちは考えています。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年8月24日
また、9月1日から3日まで、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「マジカルミライ」の千葉市のブース内では、このコラボ市章をデザインした缶バッジが配布されることも発表された。
インスタグラムやフェイスブックなど、「千葉シティ5BEACH観光PR大使」のSNSのフォロー画面を見せた来場者を対象に、先着3000人限定で配布される。
それだけにとどまらず、初音ミクの誕生10周年を記念し、初音ミクの誕生日である8月31日限定で、市のウェブサイトの市章がコラボデザインに変更され、観光PR課のツイッターアカウントのアイコンもこちらになるという。
また、熊谷市長は以下のような、次の展開に繋がりそうな気になるツイートも投稿している。もしかしたら、千葉市の歌を公式に初音ミクが歌う、という日が来るかもしれない。
その発想はなかったです。千葉市歌、初音ミクさんに歌ってほしいですね。 https://t.co/Mze34rDXBw
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年8月24日