振替乗車で「とてつもない金額が引かれます!!」 JR桜木町駅の看板が関心集める
JR「誤解を招く不明確な案内だった」
また、そんな金額に達してしまうような振替輸送のルートについても、ツイッター上などで議論されている。
横浜→(都営)→三田→(三田線)→白金高輪→(南北線)→飯田橋→(東西線)→中野→(JR)→桜木町
— DJ-Kaz (@djkaz) 2017年7月4日
ってとこでしょうか...。
八丁畷回りか九段下(都営・メトロ)回りではないでしょうか?
— 和泉 月夜@横浜南端の某氏 (@TK_i4) 2017年7月4日
泉岳寺(京急・都営)から九段下もしくは白金高輪で改札なしでメトロに乗り換え、そこから北千住か中野でJRに乗り換えたことにされるのでしょうか......改札閉まらないのかな、これ。
— おーちゃん (@nyaos_nyagos) 2017年7月4日
こうしたルートから計算して、「とてつもない金額」について、1200~1700円ぐらいの範囲ではじき出されていた。
京浜急行電鉄の広報課は7月5日、Jタウンネットの取材に対し、JR桜木町駅の看板のことは把握しているとしたうえで、次のように話した。
「例えば、品川駅からJRの振替を利用して横浜まで行くのに、京浜東北線などを利用する方法があります。しかし、1000円以上かかるとは思えませんね。なぜ『とてつもない金額』と表現したのかは分かりかねますが、改札機にタッチすればお金が引かれてしまいますので、JRによる注意喚起なんじゃないかと思います」
ちなみに、品川―桜木町両駅間をJRだけ利用すれば、料金は388円となっている。
JR東日本横浜支社の広報室は、桜木町駅の南改札口内で、降りる乗客の案内のために看板を出していたことを取材に認めた。そして、「とてつもない金額」の詳細については、次のように説明した。
「金額やそのルートについては、乗車の場所によって異なりますので、一概には言いかねます。今回は、お客さまの誤解を招くような不明確な案内でした。今後は、もっと分かりやすい案内にするよう努めて参りたいと考えています」