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金沢の「大豆田」は、なぜ「まめだ」と読む?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.06.17 07:39
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[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年6月5日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金沢市の大豆田本町の読み方について紹介していました。

節分の豆(305 Seahillさん撮影、Flickrより)
Roasting soybeans

「大豆田」と書くのですが、金沢では「おおまめだ」ではなく「まめだ」と読みます。なぜ「大」の字を読まないのでしょうか?

「大豆田」は全国にある地名

大豆田本町は、犀川を挟んで両側にある町です。県外の人にインタビューしてもやはりみなさん読めません。住民の方になぜ「まめだ」と読むのかと尋ねても知らない方ばかり。「読むのが邪魔だったのでは?」「最初は小さい豆もあったがなくなったから?」などという話も出ました。

そこで実際に調べてみた住民の方が、「大豆田」と書いて「まめだ」と読む地名、字名は全国各地にあると教えてくれました。なぜ「大」を読まないかと言うと「大豆」と言えば一般的に「まめ」を指すから。節分の豆まきも大豆で行いますが、「大豆まき」とは言いません。

昔、この地域では、川がよく氾濫し、土壌が豊かになって、大豆がよく育つことから「大豆村」とも言われていたそうです。大豆は、米同様税金にもなる立派な穀物ということで、その名前を使いました。そして、大豆=まめなので、「大豆」で「まめ」と読まれることになったのだそうです。(ライター:りえ160)

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