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ビックカメラに変わる「ソフマップ秋葉原本館」、最終日に行ってみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.06.01 06:00
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「閉店セール!」「特価品大放出!」

「秋葉原本館」の屋号が下ろされるまで、あと12時間を切った――。記者が31日13時半ごろ、秋葉原館に到着すると、従業員が出入り口で

「ただいま閉店セールを実施しておりまーす!」

と通行人に大声で呼びかけていた。店内の至るところに、「移転・統合のため 閉店セール!」「特価品大放出!」という貼り紙があった。

記者はまず、1階を見て回った。格安スマホ、携帯電話、iPhone、iPad......。通路に立つ従業員が、品定めをする客に一声かけている。普段と何ら変わりない日常が、そこには広がっていた。変わりがあるとすれば......天井から垂れ下げられた「閉店セール!」の文字が目に入ること、だろうか。

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カメラやオーディオ関連、テレビゲームなどの2階、パソコンやタブレット端末などの3階も同じだった。「どうもこれまでと様子が違うぞ」と実感させられたのは、パソコン周辺機器やマウス、キーボードなどの4階だ。

「恐れいります。台車通ります!」

作業服の男性が台車を押し、通路の客にそう声をかければ、脚立に上った従業員は天井から吊るされた装飾品を取り外す。海外メーカーのヘッドセット、マウス、キーボードなどが展示されている場所には、発泡スチロールに包まれた段ボールがある。店じまいが進められているのは明らかだった。

家電や日用品などの5階では、中国人らしき外国人観光客が客の多数を占めており、パソコンやテレビゲームなどの6階では皆、パソコン画面とにらめっこしていたが特段、変わった様子は見られず。

ただ6階では、大型テレビが10台中8台、電源オフにされていた。

「AKIBAビックマップ」が誕生する
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