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2年で2.5倍! ケータイからの番号案内「104」、大幅に値上がりしたの知ってた?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.04.16 17:00
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知人に電話をかけたいが、電話番号が分からない。

インターネットがない頃はそんな時、電話番号案内(104)のサービスを利用していたのではないだろうか。携帯電話やスマートフォンの普及とともに、使用する機会はめっきり少なくなったかもしれない。

その影響だろうか、番号案内の料金はこの数年、急速に上昇の一途をたどっている。

ドコモの場合:100円→250円

104にかけると...
104にかけると...

電話番号案内の料金は、電話会社によって異なっている。

NTTドコモは2015年4月、それまで1案内100円(税抜、以下同)だった料金を150円に値上げした。その1年後には、200円へ値上げ。当時のツイッターを振り返ると、「高い」という悲鳴交じりの声が寄せられていた。

さらには17年4月1日、NTTドコモの電話番号案内は1案内250円に引き上げられている。

なぜ料金が上がったのか

Jタウンネット記者がNTTドコモ広報部の担当者に、電話番号案内の料金が引き上げられた理由をたずねると、

「ドコモの携帯電話から(104)の電話番号案内をご利用の場合、NTT東日本/西日本へ委託して電話番号案内サービスを提供しております。2017年4月1日より、NTT東日本/西日本の提供するドコモ向けの電話番号案内サービスの接続料金が値上げとなったこと等を総合的に勘案して、ご利用料金を改定させていただきました」

という。

電話番号案内サービスの接続料金が2017年4月の改定で上がっていたことは、NTT東日本、西日本の公式サイトで確認できた。NTT東日本では1案内197円から258円(31.0%増)へ、NTT西日本では166円から220円(32.5%増)へ、値上がりしていた。

NTT東日本の広報担当者によると、「電話番号案内サービスの利用者の需要と、それに発生するコストを精査している」ため、接続料金はこうして毎年のように改定されているという。

15年4月の改定(NTT東日本)では、1案内あたり121円から152円(25.6%増)に変更され、16年4月の改定では197円(29.6%増)に拡大した。なお、11年4月の改定では84円から76円(9.5%減)に値下げしているほどで、この数年で風向きが変わったように見て取れる。

ドコモに限らず、同業他社でも電話番号案内の料金は値上げされている。

KDDI(au)では15年8月、1案内あたり100円から200円へ2倍増しに。

Softbankでは13年10月まで、8~23時は1案内あたり100円、23時~8時は150円とされていたが、一律150円に統一され、16年11月から200円に値上がりしている。

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