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三越、撤退店舗の「ライオン像」はどこへ行く? 「再就職先」を聞いてみたら...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.03.26 11:00
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2017年3月20日、三越千葉店が閉店した。最終日には多くの人が訪れたが、翌日にはシンボルのライオン像も撤去され、一抹の寂しさを残して、千葉を去って行った。

そこで気になったのだが、この立派なライオン像、店頭から撤去された後はどこにいくのだろうか。これだけ目立つ像だ、どこかで再就職しているなら目に留まるはずだが、街中では見かけた記憶が無い。

ということで、ライオン像の再就職先について、三越伊勢丹ホールディングスに問い合わせ、ライオン像のあれこれを聞いた。

日体大に寄贈されたこともあるが...?

撤去後はどこへ?
撤去後はどこへ?

三越各店の玄関前に座り、人々の出入りを見守るライオン像は、同店の象徴的な存在だ。

2015年3月21日付の「SankeiBiz」と「サンスポ」(ウェブ版)の報道では、かつて使用されていた像が同じくライオンをシンボルとする日本体育大学に寄贈されており、またがると願いが叶うという逸話にあやかり、台座も低くなっているなど、学生たちにも親しまれるような調整を施されて設置されている。日体大以外だと、墨田区の三囲神社にも設置されているという。

なら、他のライオン像の行方はどうなのだろうか。三越伊勢丹ホールディングスの広報担当に問い合わせたところ、

「基本的には、倉庫で保管しております」

という返答があった。

日本体育大学や三囲神社の件はあくまでも例外なのだ。

考えてみれば、ライオン像は開店から閉店までの店の歴史を見守っている。店によっては、イベントに合わせてコスプレをすることもあり、その働きぶりには脱帽である。存在感あるボディは伊達ではないのだ。

余生は静かに倉庫で暮らすという選択肢もアリかもしれない。

ちなみに、日本橋本店の地下には複数のライオン像が保管されている。

保管場所の関係上、普段は目にすることはないのだが、本店でイベントを行う時などには店内に展示されることがあるという。

手触りからも想像できるように「非常に重い」らしく、設置には一苦労するという。

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