遅延客対応に嫌気? 勤務中の男性車掌が制服を脱ぎ捨て、線路に飛び降りそのまま去る 近鉄奈良線の東花園駅
2016年9月21日10時30分ごろに近畿日本鉄道奈良線の河内小阪駅(大阪府東大阪市)で人身事故が発生した。
ところがそんな中、これにより生じた遅延に巻き込まれた、4駅離れた同線の東花園駅で、利用客に応対していた駅職員が、突如線路に飛び降りるなどの行動をとったことが目撃されツイッターにはその様子が投稿された。
駅員逆ギレして線路に飛び降りるとか始めてみたわw
— 萩悠@DSC最高でした! (@syuyumina_00) 2016年9月21日
止まってる上に更に止まったから駅騒然としてるし pic.twitter.com/TccCDgsTEJ
制服や制帽を脱ぎ捨てて線路へ

複数のツイートの情報をまとめると、遅延に巻き込まれた利用客の応対に当たっていた駅職員が、制服などを脱ぎ捨て、さらに線路に飛び降り、そのまま姿を消してしまったというのだ。ツイッターでは、線路上に放置された制服などの写真が投稿され、大きな話題を呼んだ。
このトラブルに関してJタウンネットが近畿日本鉄道に取材を行ったところ、目撃された内容はおおむね事実であるという。
広報担当者によると、目撃のあった駅員は、人身事故に関する応対のために応援で駆け付けた26歳の男性車掌で、ツイッターに投稿された制服の脱ぎ捨てや線路へ降りたことは事実だという。
「人身事故対応中の車掌が鉄道事業者として不適切な行動をとったのは事実です。制服、制帽を脱ぎ捨てて線路へ降りた後、高架橋から地面へと飛び降りました。現在は救急車で病院へと搬送されました」
また、
「鉄道事業者として不適切な行動を引き起こしたことは大変遺憾であり、お客様にご迷惑をおかけして申し訳ありません」
とコメントした。