石川県のイントネーションは「揺れて伸びる」
2016.06.13 07:31
話が続くことを意味し、相手の注意を引くため
この伸びるイントネーションの印象は、「色っぽい」「男の人が使うとオネエに聞こえる」「優しい印象」「最初はイライラした」などと様々です。
方言を研究している金沢大学の教授によると、この語尾は文の切れ目で「~ね」の役目をしており、北陸3県全域に分布しているそうです。
そして、俳優さんも苦労する俳優泣かせのイントネーションで、1回音程が下がって上がるというくぼみがあるのが特徴だそうです。このくぼみが難しいのです。
たしかに、地元の人がドラマなどを見ると「違うな」と感じることが多いですよね。
話が続く、注意を引く役目を果たしており、文の切れ目に使われ、優しい印象を与えながらも「話を聞いてね」というオーラを与えているのです。(ライター:りえ160)