「今なら、温泉で泳げます」...大分合同新聞に掲載された地元からの全面広告、ツイッターで全国に拡散
来てくれること、それが何よりも別府の力になる...

冒頭の広告は、「おんせん県観光誘致協議会」が広告主だ。同協議会は大分県内の宿泊施設や観光施設などで組織されている。
広告コピーの内容は、地震で被害を受けた温泉地や別府への観光を呼びかけるものとなっている。「来てくれること、それが何よりも別府の力になります」と呼びかけ、「ゴールデンウィークは元気な別府に遊びに来てください」と結んでいる。
このツイートは大きな反響を呼んだ。ツイッターにはこんな声が寄せられている。
16/5/5付大分合同新聞にはこんな全面広告が pic.twitter.com/TlClangYkY
— riox_jp (@riox_jp) 2016年5月5日
大分合同新聞より。
— 荒金 詞音 (@shion_canoe) 2016年5月5日
皆さん 是非 大分・熊本にお越しください。 pic.twitter.com/0AbWkMqZdY
「こんな全面広告が」「皆さん 是非 大分・熊本にお越しください」といったコメントは、たぶん地元・大分の人だ。新聞広告を直接見て、投稿したのだろう。
おおいたへ行こう!キャンペーン
— ShounanTK (@shounantk) 2016年5月5日
大分合同新聞に掲載された広告
「行くこと、それが応援になる」
「今なら、温泉で泳げます」
「今の別府にとって
お客様はマジで神様です」
地震の被害は熊本だけじゃない
ぜひ拡散して応援を pic.twitter.com/hfGxwQFBm0
大分合同新聞の広告。
— はせがあ (@aya_ya_1988) 2016年5月6日
震災の影響で、
GWの予約が8?9割キャンセルだそうです。
募金をする・物資を送る・ボランティアに行くだけが支援ではないです。
今こそ九州各地に出かけて、新たに九州の魅力を堪能しましょう(?????)! pic.twitter.com/6vm2GEM6hr
「ぜひ拡散して応援を」「今こそ九州各地に出かけて、新たに九州の魅力を堪能しましょう」というコメントも、続々と届いている。
新聞広告自体は一地方紙に載ったもので、直接の効果は大分県内に限られていたかも知れない。だがツイッターに投稿されることで、いまや本来広告を見てほしかったであろう、全国の読者に拡散しつつある。これほどの広告効果が波及すると、はたして広告主は予想していただろうか。