女性がいう「優しい人」は褒め言葉じゃない？ 男性の主張は正しいのか
女性がとりあえず男性に言う「～くんって優しいね！」の一言。これはいわゆる好意を表す言葉というよりも社交辞令的なものなのかもしれない。そんな女性に苛立ちを感じたのだろうか、女性の言う「優しい」についてとことん議論するスポットがコミュニティアプリ「アンサー」に登場した。
スポット主に同調する世の男性は多いらしく、スポットは盛り上がる。途中でそんな男性陣を攻撃する女性も現れて議論はケンカじゃないかと思うほどの過熱ぶりに。このスポットで女性の考える「優しさ」の謎が解き明かされる？かも。
「女の言う『優しい』とはズバリ」
世の女性全員を敵に回すかもしれない爆弾投稿からスポットは始まる。主は女性の言う「優しい」とはズバリ「1, 自分にとって都合がいい2, 何でもかんでも許してくれて甘やかしてくれる3, 他に褒めるとこないからとりあえず言うだけ」だと主張する。「ゆえに、全くもって褒め言葉でもいい言葉でもないと思う」らしい......。「筆者くん、優しいね！」と女性に言われていい気分になっていた私の夢を返してほしい。
主の意見に賛同する投稿者は多いが、「女の言う「優しい」＊ちゃんと女の子を分かってくれてる＊信じててくれる＊ちょっとした気遣い＊褒めてくれる＊悪いのは怒ってくれる」という、おそらく女性からと思われる反応も上がる。その後のやり取りを見ると、主は「厳しいところもあっての優しさ」だという考えで、それを分かってくれない女性に苛立ちを覚えているようだ。たぶん、彼女とケンカしたんだな......。
「厳しいこと言っといて、受け止めてほしいとか無茶だよ。くそおとこ。」
スポット主は、厳しさを受け止められるのは大人の女性だけ、そういう女性が少なすぎるなどと持論をぶち続ける。こうした主張にカチンと来たのか、「厳しいこと言っといて、それは自分のために言ってくれてるんだって受け止めてほしいとか無茶だよ。くそおとこ」とスポットに突如姿を現す女性。彼女もまた、彼氏とケンカでもしたのだろうか、口調が結構過激だ。
ここから彼女を含めてかなり熱い議論が交わされる。甘やかすことと、尊重することの違いや彼女への意見の仕方などかなりデリケートな問題が飛び交った末、結局スポット主は「時に甘く時に厳しくが優しさだと思う」「相手、もしくはお互いに成長できる方向に持ってくのが良いってのは間違いないと思うんだけど。笑」とまとめている。
このスポットで多くを学び、多くを失った筆者である。女性の思う「優しさ」を知り、今までの幻想を失った。やはり現実は「等価交換」であった。甘くはない。（ライター：ファエマ）