「他人が握ったおにぎりが食べられない...」 専門家は「神経質になりすぎ」と一蹴
[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年3月31日放送の「特報THEスライドショー・赤版」のコーナーで、他人が握ったおにぎりが食べられない人が増えていることについて取り上げました。
桜の花が咲くシーズンになると、お弁当を作って公園でお花見という人も増えてきます。しかしこの時、「人が作ったお弁当は食べない・食べられない」という声があるそうです。
実際「他人が握ったおにぎりは食べられますか?」というアンケートに食べられないと答えた人が47.8%もいて(Jタウンネット調べ)、別の調査では、小学生では約25%の子供が食べられないと答えました。
その理由として下記のようなものがあげられました。
・ばい菌がついてそうで苦手
・握った人の汗がおにぎりについているような気がする
どうやら、自分以外の人の手が食べ物に触れると汚いと感じる人が多いようで、中にはおにぎりだけではなくお弁当やサンドウィッチもダメという人がいました。
福岡の街では人が握ったものや作ったものに対してどういうイメージがあるのか?
お花見シーズン真っ盛りだった福岡の街で聞いてみると、面白い回答がありました。
(食べられる派)
・おにぎりはサランラップに包んで握ってくれれば大丈夫
・人が作ったのがダメだと飲食店のご飯も食べられない
(食べられない派)
・人が握ったものはどうしても抵抗感がある
・おにぎりに限らず、サンドウィッチなども他人が作ったものは食べられない
しかし面白いことに、おにぎりやサンドウィッチはダメだけれど、杵と臼でつかれた餅は問題ないという人もいるようです。
福岡市にある中村学園短期大学の教授によると「神経質になりすぎ。ちゃんと手を洗っていれば衛生的には大丈夫。気持ちの問題でしょう」と、衛生面さえ気を付けていれば問題ないとのことでした。
我が家もいつからか、おにぎりは全てラップにご飯をのせてから握るようになりました。それは他人の握るおにぎりがダメというものではなく、持ち運びや保存が楽だからという理由です。飲食店の場合は、素手で握ったり触ったりしても抵抗ないけれど、一般人だとダメというのはやはり意識しすぎなのかもしれませんね。(ライター:ぴよこ)