カラオケの演奏、こうやって作られている! JOYSOUND支える「職人」たち
2016.03.20 07:22
どんな曲も再現!耳コピ職人
瑞穂区にある株式会社エクシングは、みなさんご存じのカラオケJOYSOUNDを運営している会社です。こちらにはカラオケ制作にかかせない、二人の職人がいるとのこと。
一人目の職人は鈴木尊さんで、カラオケで重要な楽曲制作を担当しています。これまでに手掛けたのは、500曲以上。
実はカラオケ楽曲は、レコード会社から楽譜が来るわけではないため、一音づつ譜面におこしてデータ化されているのだそうです。
そのため鈴木さんの仕事は、CDを手に入れるところから始まります。その後音楽を聴いて、全ての音をおこす作業となります。
鈴木さんの作品である三代目J Soul Brothersの「R・Y・U・S・E・I」の場合、最初にドラムの音をデータにし、次にベース・ギター・シンセサイザー・効果音などを聞き分け、順に足していきます。
この曲では約100から120種類の音が使われているとのことで、聞いては譜面に起こす作業を続けること一週間でやっと完成することができるのです。