あの世?異界への入り口!? 大阪のストリートビューに出現した恐怖空間
大阪・浪速区のとある場所。あなたは、何の変哲もない道路を歩いている。しかし、路地を少し奥へ進むと――突然、周囲の雰囲気が一変。気づけば、「異空間のような場所」に迷い込んでいる。
視界は不規則に歪み、まるで四次元空間のよう。つい先ほどまで青々と晴れ渡っていた空も、瞬く間に暗く澱んだ灰色に変わっている。そして、真上に視線を移すと、「目玉」のようなものが、ジッと、こちらを覗いていて......。
そんな怖すぎる空間が「Googleストリートビュー」上で見つかり、ネットユーザーの間で「凄く気持ちが悪い」「確かにこれは怖い」などと話題を集めている。
「ちょっとあの世が見えちゃっただけ」
問題の場所は、大阪市浪速区にあるごく普通の路地。周辺には中学校や駅があり、そこまで極端に人通りの少ない場所でもなさそう。実際、ある特定の地点に辿り着くまでは、以下の画像の通りごく一般的な住宅街の風景である。
だが、一歩足を進めると――。
画像の初出は、2ちゃんねるのオカルト超常現象板に2015年10月23日に立った「ストリートビュー見てたら変なのが出てきた」というスレッドだ。上にあるような不気味な風景を閲覧したユーザーからは、
「タイムワープされた数百年後の大阪 自家用ジェット機が飛び交う超未来 大量破壊兵器により汚染されている」
「ちょっとあの世が見えちゃっただけで、大したことないよ」
「マジでやばいんじゃね?」
などといった書き込みが相次いで寄せられた。ほかにも、内容の真偽は不明ではあるが「ここの近くに住んでるけど異様な気配あるからマジだよ」といった書き込みも。
実際、事故物件を紹介するサイト「大島てる CAVEAT EMPTOR」で問題の路地周辺を調べたところ、過去6年間に殺人事件が1度、孤独死が2件発生していることがわかった。とくに、2年前に起きた孤独死事件の際は、辺りに漂う腐敗臭が元で遺体が発見されたという。今回の事象と直接的に関係するのかは分からないが、背筋が冷えることは確かだ。
現在では、閲覧できなくなっているのだが...
11月4日現在では、リンクを辿っても「この画像は公開を停止しています」というメッセージが表示されるのみ。Google側が対応したのだろう、ストリートビュー上でも問題の場所へは進むことができなくなっている。だが、この路地を抜けてすぐの場所へ移動してみると......。
まるで、異空間に引きずり込まれている間際のような、自転車に乗った人の歪な姿が――。