言わずと知れた「南部せんべい」は、すべてが手作り
盛岡市紺屋町にある「老舗 白沢せんべい店」は、仙台から行く修学旅行生のほとんどが立ち寄ることから、宮城でもよく知られているお店です。
古くから庶民に親しまれてきた南部せんべいには、2つのタイプがあります。昔ながらの伝統的な「パリパリタイプ」と、サクサク生地の「クッキータイプ」です。
工場では小麦粉を主原料とした生地を練り伸ばし、一枚の大きさに切ったものにゴマをつけて、専用の窯で焼いていきます。すべてが手作りの工程で、1日に7000枚も焼き上げていくのです。