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群馬県みなかみ町が作った「みなcoming体操」が、いろんな意味でとんでもないことになっている

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.06.27 06:00
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群馬県の町・水上(みなかみ)。タレントの藤崎奈々子さんは、学生時代に友人と次のようなやりとりをしたと、1990年代の雑誌インタビューで答えていた。

藤崎「(水上温泉のパンフをみて)すいじょう温泉だってー。どんな温泉なんだろう。行ってみたいねー」
友人「これはね、『みなかみ』って呼ぶの!」

この恥エピソードが町に伝わったからかどうかは不明だが、2005年に月夜野町・水上町・新治村が新設合併して発足した町は、「みなかみ」とわざわざひらがなを採用した。

人をざわざわさせる町・みなかみは、誕生10周年を記念して様々なイベントを行う。

みなかみ町観光センター公式サイト

みなかみ町観光センター公式サイト

6月28日の午後、中野駅北口で何かが起こる...

記念事業の一環として開発されたのが、ラジオ体操ならぬ「みなComing体操」だ。
6月28日12時から東京・中野の中野駅北口暫定広場で、お披露目イベント「泉極祭 2015初夏の陣~爆誕泉極娘 from みなかみ18湯~」(せんごくさい)がある。

自治体などがオリジナルの「体操」を作ることは、そう珍しくはない。多くはご当地キャラなどを起用し、いかにものんきな、ゆるーい感じに仕上げている。

ところがみなかみ町は、それをしなかった。

みなかみ18温泉郷を舞台にしたソーシャルゲーム「泉極志(せんごくし)」プロジェクトとタイアップ。28日のイベントでは、泉極志に登場する温泉の看板娘・泉極娘(せんごくガールズ)が登場する。

製作スタッフが豪華すぎる...

予告編の動画がYouTubeにアップされている。

振り付けを担当した元オリンピック選手の田中光さんや「泉極娘」7名が登場。少しだけ体操を披露しており、動きは意外とエネルギッシュだ。ダンスといってもいいくらい。
テロップなどの演出効果も、アニメや特撮などを思わせるタッチだ。
しかも、楽曲プロデュースなどを手掛けるのはあのビーイング創業者・長門大幸御大。作曲は倉木麻衣などへの楽曲提供で知られる大野愛果さん。何この豪華スタッフ。

みなComing体操みなかみたいそう予告編(YouTubeより)

33秒あたりに「さあ、乱舞のはじまりだ」というテロップが流れる。泉極娘が祭に姿を現わすことが予告され、映像は終わる。

メンバーは声優の卵などで構成されており、ツイッターでイベント参加を呼びかけている。

下の図は町の位置を示したもの。群馬の中でも秘境といってよく、ユニット名の由来でもある温泉は確かに多い。
この町の住民はみんなComing体操を踊れるようになっちゃうのだろうか。群馬に新たな伝説が生まれる予感がする。

town20150626minakami_map01.jpg

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