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毎日が、ダウンヒルだった。自転車でこけまくった少年の6年間

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.05.09 11:00
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画像はイメージです(Nick-K (Nikos Koutoulas)さん撮影、Flickrより)
Left turn!

現在、Jタウンネット編集部には「自転車でこけた」エピソードが相次いで届いている。中には、複数の体験談を送ってくれる読者の方もいるのだが、今回は趣向を変えて、その1人の思い出をまとめて紹介したい。

滋賀県のAさん(30代男性・会社員)の実家は山の中腹にあり、中高の6年間、坂を下った先にある学校に自転車で通っていた。まさに「毎日がダウンヒル」(Aさん)だっただけに、中学入学の初日から痛い思いには事欠かなかったそうだ。

第1話「入学式の朝」

中学の入学式の日の朝。校則で前カゴに荷物を入れるのは禁止されていたので、後ろの荷台にカバンをゴムロープで縛りつけて坂を下っていたのですが、ロープの縛り方が緩かったために外れ、後輪に絡まりタイヤがロックして、派手に転倒。
さっそく制服がズタボロになりました。
【教訓(1)】荷物をくくるゴムロープは、きつく縛ること!

第2話「そろそろ慣れたかな、と思ったら」

中学3年生のとある朝。すっかり慣れたダウンヒルをハイスピードで下って通学中、直角カーブの手前でブレーキをかけたところ、前ブレーキのワイヤーが千切れて停止不能に!
慌てて後ろブレーキを強めにかけると、(急ブレーキのせいで)後輪がロック状態になり、これまた滑りながら転倒。
当然、制服はズタボロになりました。
【教訓(2)】ブレーキのメンテナンスは、しっかりと!

第3話「卒業まであと少し、でまさかの」

高校2年生のとある朝。いつものようにダウンヒルをハイスピードで下っていると、突然後輪の泥除けが外れ、タイヤの下に滑り込みました。
後輪は泥除けでスキー状態になり、スライディングするような格好で転倒。
やっぱり制服はズタボロになりました。
【教訓(3)】泥除けを侮るなかれ!

第4話「ダウンヒルとオサラバしても」

実家を離れて進学し、下宿生活を送っていた大学2回生のとある日。ダウンヒルともオサラバし、もうさすがにコケることはないだろうと思っていましたが、やらかしました。
車道から歩道に乗り上げる際、段差の衝撃が加わらないよう、一瞬前輪を浮かせたのですが、その瞬間前輪が外れ、そのまま着地(最近の自転車は前輪が緩んでも簡単に外れないようになっているのですが、当時のものにはそうした仕組みがなかったのです)。自転車ごと前転して、顔面から地面にキスしました。結果、前歯が折れ、唇も切って縫うケガに。
【教訓(4)】古い自転車に乗る際は、メンテナンスをしっかりと!

ダウンヒルに鍛えられつつも、事故はさらに想定を超えて襲い掛かる。こけ方が、中学校入学からだんだんとグレードアップしていくのが、痛くも微笑ましい。現在もロードレーサーを愛用する、自転車好きのAさん。体験談には、「悲惨な自転車事故が、一件でも減ることを祈っています」とのコメントが付記されていた。

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