関西人は「味噌」を食べない? 理由は...「だし文化、ソース好き」
2015.03.22 07:25
ミソガールが味噌の良さをアピールして関西にも
もちろん関西だけが味噌消費量が低いだけじゃなくて、全国1人あたりの味噌購入量は、1963年に4284gだったのが2011年には1980gとずいぶん減っています。29歳以下の若い人に至っては1102gとなっています。
そんな中、味噌離れを食い止めるべく、"味噌は健康にも美容にもいい!"と立ち上がった女性たちが。
3月初めの土曜日に、兵庫県西宮市の高木市民館で行われたのは、原料の大豆・麹などから味噌を作る「味噌仕込み体験」です。味噌に触れ、学びたいと参加した子供たちはみんな味噌づくりに夢中でした。
このイベントを企画したのが、頭にはお椀、耳にはみそ汁ピアス、ミニスカート並の着物姿の、その名も「ミソガール」こと藤本智子さん(29)。藤本さん自身が発起人となって考案したのがミソガールです。ミソガールは味噌を学び、食し、味噌の魅力を伝える"みそ活"を行うママ未満の女性のこと。味噌専門の情報誌を発行したり、全国各地で味噌イベントを企画したりしています。
今後ミソガールの活躍で、関西の味噌消費量もグッと上がるかもしれませんね。(ライター:ツカダ)