もんじゃ焼きって、本当にお好み焼きの「ライバル」なの? データで比べてみた
西日本には「無もんじゃ県」も
お好み焼き店の都道府県ランキングを見てみると、人口10万人あたりの店舗数では、広島県は52.46店で、ダントツの1位だった。徳島県、兵庫県など、関西・四国の各県がトップ10入りしたという。
一方、もんじゃ焼き店の1位はやはり東京都だ。しかしその東京でも、10万人あたりの店舗数は1.36店。広島の「お好み焼き密度」とは大きな差がある。なお2位は沖縄県、3位群馬県と続く。
地域別に比較すると、もんじゃ焼き店は西側であまり見られない。とくに九州・四国では1件も無い県が5県もある。
お好み焼きが全国展開しているのと比較しても、もんじゃ焼きはまだ東京の郷土料理というくらいの扱いでしかない、というのが実情だろう。
お好み焼きVSもんじゃ焼き、鉄板上の熱い戦いを判定してみたら、やや勢力は衰えつつあるものの、お好み焼きパワーはまだまだ圧倒的だった。もんじゃ焼きの奮闘を期待したい。