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「なめんなよいばらき県」が生んだ珍グルメ「なめてみそ納豆みそ」...どっちなんだよ!?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.12 11:00
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もはや日本人の誰もが知っていることだが、茨城県民の納豆愛は普通ではない。チョコにカレー、せんべい――もう他の食材は目に入らないんじゃないかと思うほどだ。

2014年4月に発売された「なめてみそ納豆みそ」は、その名の通り納豆と味噌を組み合わせたおかず味噌。2013年の茨城県キャッチフレーズ「なめんなよいばらき県」を連想するが、被っているんだか、矛盾しているんだか......。
商品ラベルには両方が併記されていて、「なめられたくないのか、なめてほしいのか、結局どっちなんだよ!」と突っ込みをいれたくなる(参照:「なめんなよいばらき県」が、長年の県民性を変えようとしている)。

なめてみそ納豆みそ(写真は全て編集部撮影)

なめてみそ納豆みそ(写真は全て編集部撮影)

県内の道の駅限定商品ということもあり、全国的な知名度はこれからといったところだが、アンテナショップ「茨城マルシェ」(東京・銀座)でも発売が始まった。2015年1月9・10日は試食販売会が行われた。

味噌と納豆は、どちらも大豆の発酵食品。あえて融合させる意味はどこにあるのか――そんな疑問が脳裏から離れず、かえって好奇心で胸がいっぱいに。
北風厳しい1月のある日、筆者は味見をするために同店を訪れた。

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発酵食品のコラボに茨城の意地を見た

地元料理をふるまうビストロと、商品販売コーナーに分かれている茨城マルシェ。自動ドアを通り抜けると、納豆みそがどかーんと陳列されていた。笑顔の男性2人が客に試食を勧めている。

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ミツウロコ味噌とだるま納豆のほか、特産品の赤ネギや砂糖、還元水飴、昆布エキスなども原材料に使っている。

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納豆の刺すような匂いは、味噌によって緩和されているがディープさを増している。電子顕微鏡で見たら、いろんな菌が凝縮されているのだろうと想像する。

チラシには「新米をより美味しく!」「炊きたての新米に合わせてお楽しみ下さい!」と書かれており、期待は高まる。

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実際に食べてみると...味噌よりも納豆の方が強い。元は同じ大豆なのに、違う工程を経てそれぞれオリジナルな風味となり、再び融合して1つの食材となる――「なめてみそ納豆みそ」を仕上げるまでには、様々な試行錯誤があったに違いない。

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今度は味噌だけしゃぶってみる。耳かき1、2杯分くらいなのに、口の中にエキスがじわじわ広がる。内容量140グラムは少ないかなと正直思ったが、意外と長く使えそうだ。

おにぎりの具や豆腐、スティック野菜にも相性良さそう。ただ、寝る前の歯磨きはしっかりやった方がいいかもしれない。

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