麹ブーム最新形は、石巻発「飲む麹」
震災をきっかけに開発された、老舗麹店の新たな挑戦
明治42年創業、100年以上の歴史を持つ石巻市旭町の老舗麹店「島津商店」が、2014年10月から販売を開始した驚きの商品こそが飲む麹『華糀(はなこうじ)』です。
島津商店は、長らく甘酒を製造してきましたが、震災後の食糧難に直面し、米からできた新たな食品として、地元に還元できるものが作れないかと試行錯誤して出来上がったのがこちらの商品でした。
元となるのは、ササニシキ1等米と麹菌を混ぜ合わせ5日間発酵させることでできる「生麹」。
それに、ササニシキ1等米・水を混ぜて2~4時間じっくり発酵させ、ドロドロの液状になったところで乾燥発行機に移し、さらに4時間以上発酵させるという、気の遠くなるような工程です。
一般的な麹づくりでは、発酵時間は7~8時間。それに対し、島津商店では発酵に12時間以上もかけ、低温長時間加熱することで、麹菌を生きたままの状態に保ち、麹菌が生成する酵素が豊富に含まれる、栄養価の高い商品を開発することに成功しました。
『華糀』おすすめの飲み方は、1:1の水で割る方法。優しい甘さでフレッシュな麹の香りをそのまま感じられ、体の中からきれいになれると評判で、開発した島津さんはぜひ朝食にスムージー感覚で飲んでほしいと太鼓判を押していました。(ライター:Makikinha)