新旧住民のるつぼ東京・江東区。一致団結のキーワードは「足立ナンバーはイヤ」「大田区は敵」!?
2014.05.09 16:11
「湾岸ナンバー」がほしい!
そんな臨海エリア住民の意識は江東というよりも「湾岸」にあるようだ。それを象徴するような意見が、2011年、区のウェブサイト「開かれた区政」に投稿された。
せっかく夢を持って有明に引っ越したのに、足立ナンバーはどうしても嫌です。引越す前から分かってはいましたが、現実問題としてどうしても納得いきません。地方(品川・横浜ナンバー以外)から来る人はさほど抵抗がないと思いますが、足立ナンバーがネックになり居住を諦めた人は結構いますよ。
液状化問題がクローズアップされている今だからこそ、品川ナンバーorご当地ナンバー(湾岸)に変更して巻返しをしたらどうでしょう?
(実際に足立陸運局より品川陸運局のがはるかに近いのですから)
もし、その事を公約に掲げる区長or議員が居たら確実に支持します。
これに対して区は「江東区として同地名への変更を申請する予定はございません」と回答したものの、2013年6月に山崎孝明区長が記者会見で「江戸川区とご当地ナンバー導入を目指している」「できれば『東京湾岸』で。港・大田・品川などと一緒にやるのがよい」と語った。
確かに地図を見る限り足立区は遠い...。とはいえ、プレミアムな港区を巻き込もうというのはなかなか野心的だ。
ちなみに、地元には「豊洲」または「深川」ナンバーを待望する声もある。「足立ナンバー」が嫌なのは臨海エリア住民だけではないということらしい。新旧さまざまな江東区民だが、ここでは意見が合うようだ。