ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「妖怪ウォッチ」ブームで岡山弁「もんげー」が今年の流行語に?!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.04.24 17:34
0

「ポケモン以来」と言われるほどのブームを起こしている作品がある。2014年1月からアニメがテレビ東京系で放送中の「妖怪ウォッチ」だ。よく練られたキャラクターデザインとコミカルな内容が相まって、ファミリー層を中心にファンが急増。ニンテンドー3DS専用ゲームソフトはバカ売れし、番組が放送されない地域でも関連玩具が完売するほどの人気だという。

小学生に急速浸透した「もんげー」とは?

多くの妖怪キャラの中でとくに人気を集めているのが、田舎の神社の狛犬の妖怪「コマさん」。犬というより猫っぽい容姿だが、「もんげー」としゃべるのが特徴で、それを見た子どもたちがマネする事態になっている。

もんげーは岡山弁で「ものすごい」という意味だが、ニュアンスが近い「でーれー」「ぼっけー」に押され、地元の人が「だんだん使われなくなってきている...」と嘆くほどだった。ところが、妖怪ウォッチの影響でいきなり全国区の方言に。子どもだけでなく、親たちやアニメ好きの大人にも伝染しつつある。

岡山市「地元ではメジャーじゃない」

予期せぬ「もんげー」のブレイク。市民の間からは「岡山弁をPRするチャンス!」という声が上がっているという。市のPRサイト「伝説の岡山市」もこの現象を注視していた。

方言が流行した例といえば、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が広めた「じぇじぇじぇ」が思い出される。ごく一部の地域でしか話されなかった言葉なのに、岩手県久慈市の条例名の一部にもなってしまった。

妖怪ウォッチの人気はとどまるところを知らず、日本だけにとどまらず世界に広まる可能性すら秘めている。ことによれば「じぇじぇじぇ」以来、いやそれ以上のブームが、岡山弁にも押し寄せる日が来るかもしれない。

伝説の岡山市のウェブサイト
伝説の岡山市のウェブサイト
PAGETOP