ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

車ですれ違う=「離合」 言う?言わない?

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2014.04.03 19:04
0

ドライバー用語に「離合」というものがある。車と車がすれ違うことをいう言葉で、たとえば狭い道などについて「この道離合できる?」「離合困難」といった形で使う。

......と言われて、ドライバーの中には「ん? 聞いたことないぞ」と思う人の方が多いだろう。実はこの言葉、共通語のように見えるが実は「方言」。九州を中心とした西日本でしか使われていない。

「離合集散」という四字熟語もあるけれど、どちらかというと文章中に出てくる熟語で、「離合」と言われてもいまいちピンとこない地域の人は多いのではないか。

福岡県のウェブサイトでも普通に使われている
福岡県のウェブサイトでも普通に使われている

九州人「標準語じゃないの!?」

一方、たとえば福岡県では、県庁のウェブサイトなどでも普通に掲載され、教習所でもそのように教わるそうだ。そのため、

「離合って標準語じゃないの!?」

と戸惑う九州人が少なくないとか。「地元民が方言だと思っていない方言」の代表格の1つだ。

関西が境界線との説もあるが...

もともと「離合」は鉄道用語ともいう。単線区間において、駅または信号所で上り・下り列車が行き違うときに使われる。また鉄道関係者やファンの間では、単線区間に限らず複線区間のすれ違いでも「離合」と表現することがある。もっとも、乗客向けアナウンスでは「列車の行き違い(行き合い)」「交換」「待ち合わせ」とやわらかい言い方にする傾向にあり、少なくとも最近では日常的に耳にする言葉ではない。

さてこの「離合」という言葉が使われている地域だが、日本自動車連盟(JAF)のウェブサイトに掲載されたコラムでは、通じるのは九州・四国を中心とした西日本地域、境界線は関西あたりか――との推測が掲載されている。ただ明確な調査結果はなく、実際にはどこまで使われているのかはよくわからない。

ここで読者の皆さんに質問。

車のすれ違いを「離合」と言いますか?

下記の選択肢から選んでください(結果は、都道府県別に集計されます)。また、車のすれ違いに限らず使うという人は、コメント欄に投稿いただければ幸いです。

PAGETOP